SvSANバージョン:SvSAN6.3.U1.52061 環境(他バージョンでは発生しません)
対象:
・Wintess サーバーなしで ミラーターゲット を作成
・2点監視の場合
事象内容:
ミラーターゲット でスプリットブレインが発生した場合、2点監視の場合は VSA 間で
どちらの VSA が最新のデータを保持しているか不明な状態となるため、手動にて
「強制同期」を実施する必要があります。
強制同期 の手順:
1. 正にするミラーターゲットを保持しているVSAのWeb UIにログオン。
2.[ターゲット]- 正とするターゲット -(左下)[同期を強制する]→ ”プレックスを強制的に同期とする” が表示。
3. ” 私はこのプレックスを強制的に同期とマークすることで~” をチェックしても[はい]クリック。
4. 強制同期が実行される。
SvSAN6.3.U1.52061では、手順3 の” 私はこのプレックスを強制的に同期とマークすることで~” を
チェックしても[はい]がクリックできない 事象が発生します。
サンプル画面ショット:
本事象は SvSAN6.3.U1.52061にて発生する不具合となります。
現在の暫定的な回避策は、HTMLのコードを編集することで[はい]をクリック可能となります。
※ この修正作業は[同期を強制する]を実施する度に必要となります。
本 FAQ では Google Chrome での手順は記載しております。
以下ご参考ください。
1. 上記 2. ”プレックスを強制的に同期とする” 画面で <F12>キーをクリック。
2. 画面右側のHTMLコードが表示された適当な空白部分をクリックし、<Ctrl>+<F>キーを入力して検索を表示。
3. 検索部分に "はい" を入力。自動的に検索された "はい" の行を直接以下内容に変更。
変更前 <input type="submit" name="choice" id="apply" value="はい" disabled="disabled">
変更後 <input type="submit" name="choice" id="apply" value="はい">
サンプル画面ショット:
4. <F12>キーをクリック。[はい] がクリック可能となる。
本事象の修正時期については未定となっており、メーカーより情報を入手次第 本 FAQ を更新致します。
なお、3点監視の場合は 本事象は発生いたしませんので一時的に 3点監視にいただくことにより
本事象を回避することが可能です。