ビルド時に生成される Setup.exe 自体のプロパティを設定する方法です
対象製品：InstallShield 2011 以降
対象プロジェクト：基本の MSI , InstallScript,InstallScript MSI プロジェクト
バージョン/プロジェクト別 対応表
| InstallShield 2011 ~2019 | InstallShield 2020 以降 | |||
|
基本のMSI/ |
InstallScript | 基本の MSI/ InstallScript MSI |
InstallScript | |
| A） ファイル名の変更 | 〇 | △ | 〇 | △ |
| B） アイコンの変更 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| C） バージョンの変更 | × | × | 〇 | 〇 |
| D） 説明/著作権の変更 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
A) Setup.exe ファイル名の変更
[基本のMSI/InstallScript MSI プロジェクト]
1． [メディア]－[リリース]ビューを選択します。
2． Setup.exe のファイル名を指定する製品構成を選択します。右のビュー[全般]タブ－[セットアップファイル名]に任意の
名称を設定します。
[InstallScript プロジェクト]
1． [メディア]－[リリース]ビューを選択します。
2． Setup.exe のファイル名を指定するリリースを選択します。右のビュー[Setup.exe]タブ－[Single .exe ファイル名]に任意の
名称を設定します。
※ InstallScriptでは、単一形式のみ変更が可能です。
B) Setup.exe アイコンの変更
1． [メディア]－[リリース]ビューを選択します。
2． Setup.exe のアイコンファイルを指定するリリースを選択します。右のビュー[Setup.exe]タブ－[Setup.exe アイコン ファイル]に
任意のアイコンを設定します。
C) Setup.exe ファイル バージョンの変更
ファイルバージョンとは、Setup.exe ファイルのプロパティ[バージョン情報]タブの上部に記載される[ファイル バージョン]を示します。
1． [メディア]－[リリース]ビューを選択します。
2． 任意のリリースを選択します。右のビュー[Setup.exe]タブ－[カスタム バージョンのプロパティを使用する]を「はい」に設定します。
3. [ファイル バージョン]にバージョンを入力します。
※InstallShield 2011～2019 では、[ファイルバージョン]には[一般情報]ビューの[製品バージョン]の値が設定されます。
任意のバージョンを設定することはできません。InstallShield のバージョン情報は ISInternalVersion プロパティに設定されます。
D) Setup.exe の説明、著作権情報 の変更
[説明]・[著作権情報]とは、Setup.exe ファイルのプロパティ[バージョン情報]タブの上部に記載される[説明]・[著作権情報]を示します。
1． [メディア]－[リリース]ビューを選択します。
2． 任意のリリースを選択します。右のビュー[Setup.exe]タブ－[カスタム バージョンのプロパティを使用する]を「はい」に設定します。
3. [起動ツールの著作権][ファイルの説明]にそれぞれ、記載する文言を設定します。