InstallShield

CLS(Cloud License Server)ライセンス接続時に許可が必要なポート番号や必要な設定を記載いたします。
対象製品:InstallShield 2021以降

CLS(Cloud License Server)ライセンスをご利用の場合、InstallShield はCLS(Cloud License Server)と通信をします。
ファイアウォール等で制限を行っている場合やプロキシ経由で接続する環境では設定が必要となります。

• FQDNとIPアドレスの許可
  
  サブスクリプションのCLSライセンスでは、 443 ポートを介してCLS(Cloud License Server)と通信を行います。
  ファイアウォール等で IP の制限をかけている場合、正常にライセンスサーバーに接続できず InstallShield が
  起動できない可能性があります。
  
  InstallShield のCLSライセンスのアクティベーションは、内部では FlexNet Operations Cloud サービスを
  利用しており、ファイアウォール等で IP の制限をかけている場合は、下記の FQDNとIPアドレスを許可リストに
  追加していただく必要があります。
  
  FQDN：flexerasoftware.compliance.flexnetoperations.com
  IPv4: 185.146.155.0/24
  IPv6: 2620:122:f003::/48
  
  参考情報：
  FlexNet Operations Cloud の IP 許可リストについては、下記より「For FlexNet Operations Cloud LLM instances」
  をご参照ください。
  Network Block or IP Allow List for FlexNet Operations Cloud
  
  
  
• プロキシ サーバー設定
  
  プロキシ サーバーを経由する環境で InstallShield による CLS サーバーへの接続が失敗した場合、次のレジストリキーに
  プロキシ サーバー設定の値を構成してください。
  
  • HTTP_PROXY 　<プロキシ サーバー マシン名またはIP:ポート>　※HTTP リクエストで使用するプロキシ サーバー
  • HTTP_PROXY　 <プロキシ サーバー マシン名またはIP:ポート>　 ※HTTPS リクエストで使用するプロキシ サーバー
  
  例）HTTPS リクエストで使用するプロキシ サーバー 128.128.128.23:8080 の場合
  
  　キー： HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment
  　HTTPS_PROXY 　　128.128.128.23:8080
  
  参考情報：
  各バージョンのアクティベーションガイド「同時接続ライセンスの Cloud License Server (CLS) を指定する」を
  ご参照ください。アクティベーションガイドは弊社下記ページからもご確認いただけます。
  
  https://www.networld.co.jp/product/is/documentation/?p_tags=download_is_activation_userguide
  
  
  
• SSL証明書のインストール(証明書エラーが発生している場合のみ)
  
  下記手順にて、証明書のインストールおよびInstallShieldの再有効化を行います。
  
  1) 下記URLより"Production Compliance"欄の"compliance.flexnetoperations.com.zip"をダウンロードします。
  　　https://community.revenera.com/s/article/FlexNet-Operations-SSL-Certificates
  
  2) zip ファイルを解凍後、証明書をインストールし、InstallShield のアクティベーション（起動）を行います。
  
  3) 上記で改善が見られない場合、以降の手順を実施ください。
  
  4) InstallShieldをアンインストールします。
  
  5) レジストリエディタにて、下記の値を削除します。
  
  　　HKEY_CURRENT_USER\Software\InstallShield\30.0\Professional キー配下
  　　LicenseServerCLS の値
  
  　※上記は InstallShield 2024 の例です。レジストリキーの「30.0」 は、InstallShield2024 のバージョン
  　　となり、お客様の利用バージョンによりこちらのバージョン番号は異なります。
  
  6) InstallShieldを再インストールし、アクティベーションを行います。