再起動後もワークステーションに残しておきたいデータがある場合、特定のデータだけ
保護モードから除外することができますか。
また、特定のレジストリを保護モードから除外できますか?
Deep Freeze は、再起動時にデータを完全に元の状態に復元することで 100% 完璧なプロテクション
を提供します。
データの保護/非保護はドライブ単位となり、保護ドライブ内で保存されたファイルやフォルダ、
レジストリ情報はすべて再起動時に元の状態に戻ります。
再起動後もデータを残しておきたい場合には、以下の非保護領域にデータを保存する必要があります。
【Deep Freeze での非保護領域】
・ネットワークドライブ
ネットワークドライブは、常に Deep Freeze の保護対象外
・非保護ドライブへの保存
Deep Freeze で Frozenドライブに指定しなかった物理ドライブ
・ThawSpace
ホストドライブ内に作成した ThawSpace(仮想ドライブ)
ただし、アプリケーションによってはローカルの特定の場所にユーザーデータを保存するものがあり、
その部分は再起動時にデータが元に戻らないようにしたいというケースがあります。
そのようなケースでは、Faronics 社より無償で提供されている Data Igloo という製品を使用して、
ユーザーデータ(フォルダやレジストリ)を非保護領域へリダイレクトすることができます。
※Data Igloo でのデータマッピングは、個々のマシン上で設定を行う必要があります。
非保護領域についての説明、また Data Igloo を使用したフォルダやレジストリデータのマッピング
方法については、以下のドキュメントを参照してください。
DeepFreezeでのユーザーデータの保存