InstallScript プロジェクトを使用して 64 bit OS 用のインストーラ作成する場合の基本的な設定方法です。
対象製品:InstallShield 2012 Spring 以降
対象プロジェクト:InstallScript プロジェクト
[概要]
InstallShield 2012 Spring では、InstallScript プロジェクトについても、コンポーネントの設定によって 64bit 領域へのインストールが
可能となりました。 InstallShield 2012 Spring より前のバージョンにて、64bit OS用インストーラを作成する場合の方法は、以下の FAQ をご参照ください。
ID01575: 64 bit OS 用インストーラの作成方法(InstallScript)
[設定方法]
1. [編成]-[セットアップのデザイン]ビューにて、64bit用のコンポーネントを選択して、[64ビット コンポーネント] プロパティを[はい]に
設定します
2. 64bit用のコンポーネントの[インストール先]を変更します
例) <FOLDER_APPLICATIONS64>\My Application64
※ [一般情報]-[TARGETDIR]の設定自体を、64bit の <FOLDER_APPLICATIONS64> に変更することも可能です
3.64bit 領域のレジストリに値を記録する場合は、コンポーネントの[レジストリ]で該当のレジストリセットにチェックを入れます
※コンポーネントの [64ビット コンポーネント] プロパティが[いいえ]に設定されている場合には、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node に登録されます
4. 64 bit COM サーバーの自己登録を行う場合は、該当の COM サーバーが含められているコンポーネントの[自己登録]を[はい]に切り替えます
※ 32bit COM サーバーが含まれているコンポーネントでは、必ず [64ビット コンポーネント]プロパティを「いいえ」に設定してください
5. ビルドして、64 bit システム上でインストールを実行します
[備考]
参考 ヘルプ
64 ビットオペレーティング システムをターゲットにする
64 ビット オペレーティング システムを InstallScript インストールでターゲットにする